季節は二十四節気の小満をむかえました。

麦の穂をつける頃
万物が成長してほぼ満足できる大きさに達する頃。
そして6月にはいると「芒種」がやってきます。
稲や麦など穂先の芒(のぎ)のある穀物の種まきの時期になります。
農家は田植えで忙しくなるころです。

沖縄では、梅雨の時期で、「小満」と「芒種」をあわせて「スーマンボースー」と表現します。

月桃の花も咲きはじめましたね。サンニンの香りがなんだホットします。

季節は「うりずん」から「スーマンボースー」へと移りかわりました。

日本の国は、古来より自然を大切にしてきました。(沖縄も)
季節の変化を感じ、心豊かに過ごしたいものです。

今回は、「プロトコール」のお話をさせて頂きます。
まだまだ、学びの途中ではありますが、
プロトコール上級講師として、皆様にプロトコールをお伝えする役目を頂いております。

「プロトコール」とは、
歴史や文化の異なる国同士の交流が円滑に行われるための公式ルールです。
歴史は古く16世紀中期のヨーロッパで、「人に好感を与えるための処世術」としてつくられました。

航海術が発達すると各国の交流が盛んになりマナーや信仰の違いからトラブルが増えるようになったのです。
そこで、イギリスとフランスの王族と外交関係者が中心となり19世紀初頭につくられたのが、
現在のプロトコール(国際儀礼)です。

各国の文化や宗教に配慮しながらも、合理的につくられているプロトコールに基づけば、世界のどの国でも同じスタイルが保たれ、安心して過ごすことができるのです。

ですから2020年に日本で行われるオリンピックを前に、子どもからお年寄りまで身に着ける時代がやってきました。

外交といえば、沖縄もかつて、琉球王国時代には、アジアの国々と活発に国際貿易を行っていました。

ヨーロッパで世界平和のためにつくられたプロトコールのような「人に好感を与える処世術」が琉球にあったのではないかと
考えるとワクワクして参ります。
それを紐解くのが、私の課題でもあります。

琉球王国は、独立国家として、450年も続いた歴史があります。
アジアの国々の影響を受け他県と比べて独自色の強い文化を持っていますね。

プロトコールの五原則に「地域慣習・異文化の尊重」があります。
「お相手の習慣を理解するには、自国の伝統や文化、慣習を正しく理解し身につけましょう」とされております。
琉球のことを少しづつ学んでいけたら良いですね。こちらも私の課題です(笑)

小満を迎え、雨の日が多くなります。
御身体をご自愛くださいませ。

ワンランク上のマナーレッスンのご案内
「あなたが輝く魔法のうとぅいむち」

「国際マナーとおもてなし」

2回目 6月9日(土)13時~15時30分

テーマ「プロトコールと世界の挨拶」

場所 サロン「アドポイント」

料金 1レッスン 8,000円 会員6,500 学生・リピート3,500円
   (資料・お菓子・お茶込み)

単発レッスン可能です。
お気軽にお問合せ下さい

家庭教育アカデミー沖縄
090-9787-1451

伊禮典子拝

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